忘却生活

忘れないうちに書く

人生って偶然と気まぐれの積み重ねなんだなと実感した話

結果だけみると、単に「イースタンユースのアルバムを買った」のと「2本目の眼鏡を買った」だけに過ぎないんだけども。
何となく、書き残しておきたくなったんで記す。

最近買った眼鏡がどうにも似合わない気がしてて、モヤモヤしていた。
「髪型が悪いのかも……例えば長髪にしてみるのはどうだろう?」
なんて悪あがき的発想から、「そういえばロックミュージシャンとかって結構、眼鏡かけてるよな。岸田とか後藤とか向井秀徳とか」ネットで画像検索をしてみた。
その画像一覧に現れた坊主頭の男が目を引いた。
「この人、イースタンユースの人じゃん。あ、そういえば」
ここでちょっとした偶然。俺は別にイースタンユースのファンというわけじゃないが、たまたま最近、昔少しだけ聴いてたアルバムを聴き返していたのだ。
何故そんなことをしたのか。
ジャンププラスというWEBマンガサイトで最近連載が始まった「ロッキンユー!!!」という作品がある。
オルタナティブロックが好きな男子高校生が主人公の漫画だ。
学生時代は俺自身、その辺の音楽が一番好きでかなり聴いていたものだから、漫画の影響を受けて久々にロック熱が高まってきており、その流れで当時そこまで聴いてなかったバンドも積極的に聴き返していたわけだ。
この些細な偶然から、(ヒマだったのもあって)イースタンの最新アルバムを検索してみたら、以下のインタビュー記事がヒットした。

 

rooftop.cc

 

この記事の内容が、とにかく刺さった。
今の世の中や自分自身に漠然と感じていた不安や不満、そしてこの先どう生きていけばいいのか。そういったものがすべて語られていた。
ボーカルの吉野寿という男が、一気に好きになってしまった。


気がついたら俺は、アマゾンで最新アルバムをポチっていた。
気がついたら俺は、眼鏡屋で自分が納得できるまで眼鏡を吟味し、値段も関係なく購入した。
「俺は俺のために、俺が納得するために生きる!」
完全に中てられていた。


……とまあ、ほんとにしょうもない話なんだけどさ。


・最近買った眼鏡に不満を感じていなければ
・ロックミュージシャンの画像検索をしていなければ
・ロッキンユー!!!を読んでいなければ
・インタビュー記事を読んでいなければ


俺は今でもイースタンユースに本格的な興味も持たず、きっと眼鏡も気に入らないまま妥協してそのまま使っていたはずだ。
偶然と気まぐれによって人生が動いたんだと言っても過言ではない。

そうだろう?

 

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