読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

忘却生活

忘れないうちに書く

2月を思い出す

恐ろしいことに、今はもう3月らしい。

ついこの間まで正月だった気がするんだが、何が起きているんだろう。
というか先月もそんなことを考えていた気がする。
このままだとあっという間にゴール(孤独死)までたどり着いてしまうな。
まあそれならそれでいいのかも知れない。明日、目が覚めたら80歳だったらと想像すると、全然悪くない。
80歳なら死んでも仕方がないし。30歳だとアレだけどさ、80歳なら、まあ。

さて2月だ。先月の俺は何をしていただろう。
2月の頭、はもはや全然思い出せない。多分、仕事と漫画とアニメの日々だったはずだけど。
あとはそうだ、10年ぶりに森博嗣の小説を読んだのだった。完全なる気まぐれで。
昔、母親がハマっていて、家に数十冊はあったんでとりあえずS&Mシリーズを最初の数冊だけ読んだんだけど、正直あまり合わなかったんだよな。
東野圭吾宮部みゆきみたいなカッチリして分かりやすいミステリが好きだったから、森博嗣の作風はよく分からなかった。
そしてその感想は今も変わらなかったよ。
黒猫の三角」ってやつを読んだんだけど、まず、ミステリっていうかキャラクター小説だった。
存外、ラノベっぽさが強くて戸惑った。
それで、ミステリ要素はハッキリ言ってかなりの邪道。
一番怪しいやつがそのまま犯人で逆にぶったまげた。
多分、作者の狙いとしては「シリーズもの一発目で主人公格が犯人。しかも本物の名を騙った偽物だった!」ってとこが驚き要素なんだろうけど、こっちとしては「まあ、そういうこともあるだろう」としか思えないし、そもそもそのキャラクターに全く好感を持てていなかったから、「ふーん」としか言いようがない。
それでもつっかえずにスラーっと読めただけで凄いのかもしれないけど。退屈ではなかったし。真相が拍子抜けなだけで、経過はわりと楽しめた、と思う。
でもシリーズの続きは読まないだろうなぁ。

この数年、ミステリ小説のオチで心底驚いた記憶がない。
若い頃は叙述トリック大好きマンだったけど、そればかりだと飽きてくるし、そもそも「叙述トリック」だと知った上で読むなんて愚の骨頂だから探しようもないし。
あーあ。ハサミ男はマジでビックリしたよなぁ。葉桜も、ストーリー自体は全然好みじゃなかったけどオチだけは鮮烈に覚えているし、仮面山荘殺人事件はミステリに慣れていなかったのが功を奏して、見事に度肝を抜かれましたよ。そんなのアリかよって感じで。
七回死んだ男の真相も最高だったなぁ。
「あの感じ」をまた味わいたいな。
あ、でもこないだクリアしたダンガンロンパV3はちょっと「あの感じ」に近かったかもな。
だから好きなのかもな。

あと、今はスマホゲームの「ハースストーン」にハマっている。
糞雑魚だけど普通に楽しい。たまに勝てるし。
小学生の頃、MTGにドはまりしてさ、塾の帰りにあちこちのスーパーとか寄って、売ってないか調べてさ、小遣いのほとんどをカード代に費やしていた時期があったよ。
(中学に上がって、手の平を返すように、未だにプレイしている友人を見下していたのは最悪の汚点だ)
ハースストーンをやっていると、あの頃のたのしー感覚が甦る。
負けてもたのしー。勝ったらむちゃくちゃたのしー
でも、ほんと言うと俺、こういうカードゲームとかボードゲームを一緒にやれる仲間がずっと欲しかったんだよな。
今はネット対戦がいくらでもできるけど、やっぱ顔つき合わせてギャーギャー言いながら対戦する楽しさには到底かなわない。
30歳過ぎて何言ってんのって感じだけど、未だに夢見ているよ。

思っていたよりも全然書けたな。
やっぱとりあえず書いてみれば、何かしら書くことが見つかるものだな。
今月も、今この時のことも、後になって思い返せば、それなりの思い出へと昇華しているのだろう。

(おしまい)