忘却生活

忘れないうちに書く

1月を思い出す

パソコン買い替えてサクサクになったし、たまには書いてみるか。

 

外からバイクをふかしまくる音が聴こえてくる。ちょっと度を越しているから多分運転手は頭が狂っているんだけど、そんな狂人が堂々と公道を走っているのだと思うとゾッとする。
警察はバイクふかしマンを見つけ次第、免許をはく奪してくれないか。そういう法律になってはくれないか。


気づいたら俺は何となく2月だった。

 

年々、時間の流れが早く感じてしまう現象の理由は、新しい刺激がなくなっていくからとか、年齢に対して「1年」の割合がどんどん薄くなっていくからとか言われているけど、単に物覚えが悪くなっているだけじゃないのか。曖昧な記憶だらけだから、薄い1年だったと錯覚しているだけで、実際はきっともっと濃い年月を過ごしているに違いない。
その証拠に、この1月だって「なんか一瞬で過ぎ去ったなぁ」と思っていたけど、しっかりと脳を使って思い出してみると、案外色々あったことが分かる。


まず正月だ。本当は4〰6日に代休を使用するつもりだったのだが、仕事の都合でダメになってしまった。辛かった。ちょっとした一人旅をしようと企んでいたのに計画がパーだ。多分、結局は頓挫していただろうけども、こうやって仕事にプライベートが侵食されだすと一気に心が病むよね。
ちなみに貴重な三が日は漫画やら小説やらをひたすら読んでいた。実家に帰っても他にやることがないんすわ。


キンドルで読んだ「アリスと蔵六」は爺ちゃんと孫娘のほのぼのコメディだと思ってたんだけど、バトルものだった。あと完結済だと勘違いして全巻買ったんだけど、全然まだまだ続く感じだった。内容はかなり面白い。街中のバトルでモブに迷惑かけた件でヒロインがちゃんと怒られるあたりが特によかった。


あと小説は古典部シリーズの新作を読んだ。米澤穂信はいつも自分の中で75点って感じで、全然嫌いじゃないけどすげー好きってわけでもない立ち位置の作家だけど、古典部シリーズは割と好きだ。今回もいい感じのほのぼの陰鬱青春ミステリだった。思わずネットでアニメを全話観返してしまった。


頑張って脳を回転させているんだが、どうしても思い出せないことがある。「鬼滅の刃」の単行本を大人買いしたのは去年の暮だったか今年だったか。
まあどうでもいいか。
一応ジャンプで毎週読んではいたけど、話の筋も登場人物もだいぶ曖昧になってきていて、でも最近はかなり面白げじゃないか?と思い、まだ4巻しか出てないしと思い買ってみたら正解だった。最近活躍している冨岡さん(新キャラだと思ってた)が1話に出ていたことを思い出せたし、善逸が出てきてからは毎話面白い。何だかさっきから面白いしか言ってない気がする。俺の語彙は絶望的だ。感想が陳腐。面白い、普通、つまらない、でしか表現できない。
まあどうでもいいか。
誰にも迷惑はかけていないはずだ。


あとは平日は仕事。休日は友人と飲んだ以外は大体ダンガンロンパV3をやっていたな。
ほとんど前情報入れてなかったからずっと一人で驚いていたよ。1章のアレとかさ、マジであいつがアレだと思い込んでたもんね。しかもあいつらがああなるとも全く思ってなかったし。


一応ネタバレを避けて書いたけど、ただでさえ陳腐な感想が完全にゴミと化してしまったんで、次の行からネタバレします。誰も読んでいないだろうからいいよね。


1章のクロ(殺人犯)が主人公の赤松さん(神田沙也加さん)だったわけなんだけど、そのことが明らかになる直前まで、クロは最原くんだと確信していたからね。あと男装してる女の子だと思ってた。そんな最原くんが真の主人公で、すぐ死ぬか裏切るかのバカ枠だと思ってた百田が親友枠で、その他大勢だと思ってた春川さんがヒロイン(百田の)っていう徐々にメインキャラが明らかになる感じが何というか、新鮮でよかった。あ、王馬くんも途中までは、狛枝の二番煎じにもなってねーよ魅力ねーなと散々心の中でディスっていたんだけど、最後の最後でいい感じに化けてくれて安心した。
それと最終章のメタオチはすげー賛否両論だけど、普通にサイコーだった。あのやらかしやがった感がダンガンロンパの肝だと思うので。あと個人的には2のオチの方がひでーと思う。


実はここまで書いてきて少し絶望したことがあるんだけど、最原以外の名前がすぐに出てこなかったんだよ。つい先週までハマりまくっていたというのにもう忘れんのかよ。この頭はもう駄目かもしれないな。
でもこうやって支離滅裂だろうと文章に起こすことで、脳が活性化していることは間違いない。ボケ防止のためにも定期的に「思い出して書く」作業をする必要がありそうだ。

 

そしてもう一つ気づいたことがある。
濃いのは俺の人生ではなくて触れた作品だったということだ。
曖昧な記憶を掘っても掘っても、実人生は「仕事が辛い」ことと「友人と飲んだ」こと以外何もなかった。

 

 

いや、まあ、たまに飲める友達がいるだけで、俺はだいぶマシな人生を送っているかもな。

 

最後に、最近いいなと思った曲を貼って終わろう。

 


スカート / CALL 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】